二人目を後悔したくないけれど・・・
この記事を見ているあなたは、二人目を産みたいと思っているけれど、迷っているのではないでしょうか?
1姫2太郎なんて昭和世代の人しか知らないかもしれませんが、40代の私たちの親世代は、男の子と、女の子がひとりずつと夫婦で4人家族が理想とされていて、その名残からか、子供は二人いた方がいいという意識が強いのかもしれませんね。
そもそも、子供を産む、産まないという選択はとてもプライベートなことです。隣の人は二人子供がいるから私も一緒に!なんてしなくてもいいわけですから、自由なんですよ?
とはいっても、妊娠出産は期間限定の大イベントですから、ママの年齢によっては、『産むか、産まないか』はとっても切実な大問題でもあります。
子育ては産んでみないとその大変さはわからないものです。後悔先に立たず、と言います。一方で、二人目は産まないという選択をした人も多くいます。
ここでは、二人目を産んで後悔したくないあなたに、産まないことを決めた理由についてお伝えしていきます。
二人目を産まないと決めた理由は?
パパが非協力的
二人目を産まないと決めた理由に最も多くあがったのが『パパが非協力的』だということです。
子供が産まれても仕事ばかり、帰ってきても子供をあやすこともないし、話しかけることもない。おむつすら替えないし、替えたとしても数回しかなく、ウンチは替えないといったパパがとってもたくさんいるようです。
そうなると、ママはひとりでの子育てに早々に限界を感じて、二人目は産まないと決めるようです。
ママも、子育てが得意な人(そんなひといる?)ばかりではないので、ひとりでも大変なので、二人目は考えられないという方もいます。
パパが協力的でないのは家事育児だけではありません。二人目を迷う方には『セックスレス』の方も多いようです。
子供が産まれて2年、4年レスなんて方はザラにいて、二人目を、と思ってもそもそもそういう行為がないという場合もあります。
また、セックスレスではなくても、パパが二人目を望まないこともあります。
子供を可愛いと思えない、子育てが想像以上に大変すぎる、妻が子供ばかり構って欲求不満、子供はひとりで十分などの理由により、パパが非協力的になるようです。
子供は二人で作るもの・育てるものなので、ママが欲しいと思っていても、作れないということがパパが非協力的だと起こってしまいますね。
家計が苦しい
ひとりで十分に愛情を注いで育てたいと、ひとりっ子を選択する人が増えてきています。
きょうだいふたり、ついできょうだいが3人以上、ひとりっ子家庭は割合で言うとまだ少数派かもしれませんが、じわじわと増加中なのは、経済的な理由が多いようです。
実際、一人産んでみるとわかるのですが、子供にかかる費用って、成長と共に増えます。
ある程度子供が手がかからなくなる年齢(4歳くらい)で兄弟を考える人が多いようですが、4歳あたりから徐々に子供にお金がかかるようになってくるので、その時点で二人目を諦めざるを得ない人もいるようです。
子供の進路によっては、ひとりっ子でも大変になる場合があります。
薬学部や医学部などを子供が目指す場合には、ひとりっ子でも難しい場合もあります。
各家庭によって経済状態はそれぞれなので、、無理のない家族計画を考えることが必要ですね。
経済的な理由で二人目を諦める理由で多く挙げられたのが、『不妊治療をしないといけない』と言うことです。
今は20代から不妊治療を受ける人も珍しくない時代です。不妊治療を受けて妊娠・出産した場合、その時点で相当な金額を使っている場合もあります。
不妊治療を一回受けて、それで授かればいいのですが、人によっては10回受けてやっと授かることができればいい方で、何度治療を受けても、なかなか授からない方も多くいます。
不妊治療でお金を使ってしまった場合、二人目を迷うのは仕方のないことと言えます。
なぜなら、二人目を産む場合には、金銭的な余裕も減っているでしょうし、ママも歳をとっているでしょう。そして、ひとりめを育児しながら不妊治療を受けると言うことは、ママにとって大変なことだと言えます。
不妊治療を受けてまで二人目を望まないと言うママが多くいる理由は、経済的負担と、ママの肉体的負担が多くかかるからなのでしょうね。
ママの体力の限界(それ以外にも色々な限界)
一人育てるのも大変!と言うママも結構たくさんいるんです。
みんなそうだと思うんですけど、ひとりめって、ママも要領がわからないから本当に大変なんですよね。
器用なママだったら、テキパキできるのに、不器用でうまくできないと嘆くママもいたりして。それが理由で二人目は産まないと決める人もいます。
育てにくい子供だったので、二人目は産まないと決めるママもいます。
障害にもいろいろあります。障害があると定型発達から外れてしまうので、ママは悩むことが多くあるでしょう。
また、子育ても、相談したり、参考になるような親子がいないことも多く、手探りで育児をすることになります。
子供が、発達障害やそれ以外にも何らかの障害、難病を抱えていた場合、二人目を作るかどうかはかなり悩むかもしれません。
最初の妊娠出産が辛かったので望んでいない(つわりや妊娠糖尿病、切迫早産・前置胎盤など)と言う理由も多くあります。
私自身も早産だったり、子供が低体重だったりしたのですごく気持ちがわかります!怖くなっちゃいますよね?出産時の痛みが怖くてひとりで十分といってた人もいましたよ!
今は医療が進んでいるので、出産時のこういったトラブルは大部分が防げるようですが、その一方で、対応できる産科医は減ってきています。
妊娠に異常があった場合、二人目よりも妊娠しているママがその負担を負わなくてはいけません。最初の出産で、異常があった場合、二人目はより慎重に考えたいですね。
親の介護と育児で二人目は無理と判断した方も40代以降増える傾向にあります。
介護と育児の両立は、どんなに元気なママでも、産後体調が整わない中、かなりつらい重労働となるでしょう。
二人目を後悔しないために結局どうすればいいの?
二人目を産むかどうかは、ご家庭で決めることで、特にママの意見が尊重されることが大切です。
一人産むと二人目のプレッシャーを感じることも増えると思います。
言う方に悪意はないこともありますが、人の意見は参考程度に留めておくのがいいかもしれません。
家庭の経済状況や、ママやパパが子供にどのくらいの愛情をかけてあげるかによって子供の育ちは変わります。
二人目を産んでも、産まなくても後悔はすると思います。あとはあなたが決めて、行動するだけです。
幸せになるために行動できるなら、難しく考えすぎず、行動するが吉!かもしれませんね。