ひとりっ子息子は幸せに育つもの?
わがまま、協調性がない、空気を読まないなどなど何かと悪いイメージを持たれがちなのがひとりっ子なのではないでしょうか。
私も小五のひとりっ子息子を育てていますが、実際、育ててみて思うのは『その子の性格によるところが大きい』ということです。当たり前ですが、育ててみないと実際のところはよくわかりませんよね?
ママが男の子を育てる場合、ママの育った環境(男兄弟がいないなど)によっては、男の子自体が未知の生き物で、その生態自体が理解できないこともあり、ひとりっ子の男の子を育てる時『なんでだろう?』と分からないことが多いのだそうです。
ここでは、ひとりっ子の男の子はどんな性格の子が多いのか?うちの子の性格をモデルにお伝えしていこうと思います。
ひとりっ子息子の性格は?【うちの子の場合】
まずは、我が息子のスペックからご紹介。
妊娠8ヶ月に2,112Gの低体重児として生を受ける。
生後8ヶ月でハイハイではなく、お尻歩きを始める
1歳3ヶ月で歩くも3歳まで抱っこ魔王と化す。
言葉がつたなく、おしゃべりが遅いと感じるようになる。
幼稚園〜保育園へ、特に目立った特徴なし
小学校はシュタイナー学校へ。
今小5になりちょっとやんちゃに。
と、いう感じで、だいぶはしょっちゃいましたが、早産だったり早生まれだったりして、他のこと比べた時に何かと『遅い』ことが気になってましたね。
というわけで息子のスペックはこのくらいにして、息子の性格についてご紹介します。
決まりごとを守らずにはいられない
信号機が赤だと必ず止まる。約束したらそれを必ず守るのがうちの息子の特徴です。
信号を赤で渡ろうとしたら泣いて怒られたこともありましたっけ・・・・(←良いママは真似しないでね)
この、決まり事を守るちからはうちの子のすごいところでもあります。
ちょっとしたやくそく、例えは「〇〇時に帰ってくるからね」と約束したら覚えていて(←母は忘れるww)ちょっとでも時間を過ぎたり、速かったりすると『言ってたのと違う!』とか怒られていました。ええ、私ちょっとルーズなもんですから・・・。
とまあ、母とは違って約束はしっかり守るし、いい子ですが、母は約束を忘れがちなのでちょっとかわいそうかもです・・。
ひとりでも大丈夫
ひとりっ子なので、小さい時から一人遊びをしているのもあって、一人の時間を楽しむのも得意です。
私が、ほぼワンオペで育児していたせいで、小学校あたりからすこしずつ一人でお留守番をしてもらって、最初は15分くらいから初めて今では6〜7時間は一人でお留守番できるようになってます。
夏休みとかでどうしても仕事に行かないといけないので、必然的にそうしないといけなくなってしまったんですね。
ひとりでうちで何しているかというと、youtube見てたり、宿題したり、刺繍してたり、段ボールで何やら作ってたりしています。
あまり長時間一人にすることはそうありませんが、一人で何か悪いことをしたり、家に一人で置いておくのが不安なタイプではないと言えます。
ひとり遊びをよくするので、小さいうちからあまり手がかかりませんでした。たまに退屈すると、遊んで欲しいと寄ってくる感じです。
集中力も高く、同じ遊びを飽きるまで何年もやっていたこともあります。
その集中力は今も継続しています。
ひとりごとが多い
うちの子、とっても独り言が多いです。多すぎます。特にお風呂に入っている時に・・・。
急に見えない誰かと話しだしたり(←イマジナリーフレンドかも?)して、最初の頃は『大丈夫か?』と心配になったものですが、最近は私も慣れてきました。
お風呂でおしゃべりしたり、歌を歌ったり、なんだか楽しそうです。でも、それ以外の場所では独り言はあまりないみたいです。
息子なりの孤独の解消法かもしれません。
空気を読む(時に読み過ぎる)
もう本当に小さいうちから、空気をよく読む子でした。幼稚園や保育園でも何かするときはみんながやってるのを見て、うまくいっている方法を確認してからでないと行動しないくらい、空気を読んで行動するんですね。
うちの息子はとっても失敗を怖がります。なので、失敗しないように、しないように用心して行動するんです。
でも、当然子供と言ってもスペックの差があるので、みんなができていることが、息子はできないことがあったりするんです。
そんな時は、爆泣きしたり・・・要するにプライドが高いんだろうと思います。でも、目立ちたくはないのよねえ・・・。
私が機嫌が悪い時も、いち早く察していつもしないお手伝いをしたりします。うん、ごめんね(笑)
大人の中に子供が一人でいることは、思いのほか緊張感があるのかもしれません。
私も人間なので、機嫌の悪いことも多々ありますが、息子の察する能力をちょっと見習わねばと思っています。
好きなことは粘り強くコツコツがんばれる
好きなことには集中してコツコツと陸まるのがうちの息子の特徴です。
飽きっぽい母とは違い、好きなことはとことんがんばれるし、楽しんですることができるのは本当に神様がくれたギフトだと思っています。
うちの子が4歳の時、急に「ゲーム作ってみたい」と言い出し、「ゲームを作るにはプログラミングができないと作れないんだよ」と教えたら「それやる!」と言って聞かず、
「プログラミングを勉強するには英語とか、文字が読み書きできないといけないから、それができるようになったらね」と言って納得したんですが、ずっと私が言ったことを覚えていて、小学2年になった時、「もうプログラミング習っていい?」と言って習い始めてもう3年目になります。
ちなみに3年の間に休んだのは2回ほどしかありません。楽しんでやってるようです。
こんな感じで、息子はとにかく好きなことには前のめりで、コツコツ楽しんで頑張れるタイプのようです。
物欲ナッシング
うちの息子にないな〜と思うのが『物欲』です。
全然ないわけじゃないんですよ。欲しいものもあるんだけど、買えなくても構わないような、なかったらなくていいみたいです。
おやつとかもなかったらないでいいような感じで「いつもあるから、いっか」みたいに感じているような気がします。
息子の友達が家に来た時に、息子の友達がおやつを全部食べ尽くして、なおかつ息子のおやつを食べてもまだ「食べたい」と言っていたのを見て、私がびっくりしたという経験があります。
小さいうちから物欲もものに対する執着も少なくて、気に入っていたぬいぐるみも簡単に友達に貸したりするようなところもあって「人って満たされていると分け与えたくなるのか・・・」と思ったりしたものです。
まとめ
ひとりっ子の性格の傾向を我が家の息子をモデルにお伝えしました。
性格の傾向はやはり育った環境の影響が強いので、ひとりっ子の性格が皆同じということはないということを踏まえた上で
『わかる〜』『あるある!』と共感していただけると嬉しいです。