夫が二人目を望まない理由は?
ひとり目が生まれて、もうひとり欲しい。けれど夫も二人目を望まない・・・。
子供は夫婦二人で作り、育てるものですが、意見が一致しない以上作ることができません。
特に男性が子供を望まない場合妻はやりきれない思いを抱えながら夫婦生活を送ることになり、その恨みは高齢になってからも続く場合があります。
男性が二人目を望まない理由は一体何なのでしょうか?
経済的に二人育てるのは厳しいと感じる
男性が二人目を望まない理由のひとつに経済的に二人目を育てるのが厳しいと感じることが挙げられます。
内閣府の調査でも自分の理想とする子供数を持たない理由として子育てや教育にお金がかかりすぎることが67%を占め経済的な理由が子供を複数産むことを選ばない理由になっています。
また、賃金も右肩上がりとは言えない状況です。年齢が上がるほど給料が上がる時代はとうの昔に終わっていて、長く同じ会社に勤務していたとしても賃金が上がるかどうかは先が見えない状況がここしばらく続いています。
子供が欲しいと言う人は男性も多くいますが、育てることを考えると、自分自身の年齢などによって老後のことと子供の教育費のことまた自分自身の給与などを照らし合わせて子供を複数持たないと言う選択をせざるを得ないようです。
子供はひとりで十分と思っている
子供はひとりでいいと考える男性もいます。
子供は欲しい、けれど教育コストや自分自身の老後や親の介護など子供を育てる以外にも年齢を重ねるごとに現実的にお金が必要になる場面が増えてきます。
そう考えると、やはり備えておきたいと思うのではないでしょうか?
今、ひとりがいるだけで十分幸せなので、二人いなくてもいいよねと考えるのがこの場合だと思います。
まだ生まれていない子供よりも今いる子供を大切に育てたいと言う気持ちも強いようです。
子供を成人するまで育てられるか心配
男性が40代を過ぎると増えるのが子供を成人まで育てられるか心配ということです。
子供が成人するまでに20年はかかります。
定年は今の所61才なので40才だとしたら、子供が成人する20年後には60才でぎりぎりですが働いて稼ぐことができます。
40才を過ぎて二人目をと考えられないのは、子供を養っていけないことがわかっているからと言えます。
子供が成人する前後2〜3年は子供の進学状況によっては費用がかかることが予想されます。
子供が二人いる場合、働けなくなることや貯蓄だけでは賄えそうにないことも考えられ二人目に積極的には慣れないのだと考えられます。
子供が好きではない
子供が好きではない、子供と遊ぶのがつらいと思う男性もいます。
いつかお母さんになるかもと意識しながら成長する女性とは違い、子供を持つことすら想像せずに成長する男性もいます。
結婚して、子供が産まれてみると、可愛いと思えない、うるさい、手がかかって面倒などといったネガティブな感情を持つ男性もいます。
また、意思疎通ができないことも子供を可愛いと思えない理由のひとつです。
子供がある程度成長してしゃべるようになると可愛くなるという人は男女問わず多くいます。
つまり、子供が好きではないという言葉の中には「コミュニケーションが取れないから苦手」だということが読み取れるのではないでしょうか。
ある程度男性も年齢を重ねると子供が苦手ではなくなるようですが、それがいつかはわからないので子供を望まないのではと考えられます。
夫婦の生活を大切にしたい
二人目を欲しくないと男性が考える理由には夫婦の生活を大事にしたいということも挙げられてます。
子供が生まれると、夫婦の生活は半減どころか全くなくなる場合も少なくありません。
また、子育て中は女性も子供にかかりきりだったり余裕もなく夫への関心が一時的ですが薄れます。
そうなると、パパは欲求不満になっちゃいますよね?
育児が夫婦間のコミュニケーションを変えてしまうのは仕方のないことではありますが、ママがパパをかまわなくなることでお互いに愛情が薄れてしまうことも考えられます。
子供が産まれて寂しい思いをした男性ほど二人目を望まないのは仕方がないのではないでしょうか。
そのほかにもある夫が二人目を望まない理由いろいろ
夫が二人目を望まない理由は上記のような場合以外にも色々あります。
・疲れているから
・仕事が忙しく時間がない
・育休などが取りずらく二人目ができても育児を手伝いにくい
・自分に不妊の原因があり自然妊娠が難しい
・自分自身の健康に不安がある
・家事や育児が得意ではなく妻を手伝うことができない
といった理由が見られました。
また、男性が二人目を望まない理由はひとつだけではなくいくつかの理由が重なっている場合もあるようです。
二人目を望まない夫へどう伝えるといい?
妻と夫で子供を持つかどうか意見が分かれた場合によくあるのが「産んだらなんとかなる」ということです。
これは真実でもあり嘘であるとも言えます。
二人目を夫が望まない理由はなんなのか?お互いの気持ちを確認するためにもまず夫婦で話し合うことが大切です。
話し合いがうまくいかない、できない場合に無理をして夫婦関係を拗らせないようにしましょう。
男性が二人目を望まない大きな理由が経済的な理由です。その場合、妻も正社員で働くことが前提で夫と話し合うといいのではないでしょうか?
妻側も現状維持ではなく、夫に対して譲歩することが必要ですね。
実際私の周りでも、ふたり兄弟の家庭は多くいますが、生活レベルをうんと下げて生活している状況で、家庭内、夫婦内が良好とは言えない場合も見受けられます。
よほど収入がある場合を除いて二人目を作る場合には、今より生活レベルを下げることができるのか考えてみるだけでも二人目の判断ができると思います。
もちろんコストをかけずに育てることもできますが、子供が二人いる場合コストは単純に考えても2倍かかります。
子育ては時間のコストもかなりかかりますからある意味産まないという選択もありだということを心の片隅に置いておくといいですね。
子供を作ることはひとりではできません。夫婦で話し合い、老後や子育てにかかるコストを踏まえて不安をひとつ一つ取り除くことで二人目を考えられる余裕がダンナさんにもできると思いますよ!
くれぐれもゴリ押ししないように〜!!!